ミスターオーダーメイドのひとりごと

【算数・数学・理科専門の個別指導塾(伊丹市)】です。(中学受験・高校受験)

学校の「当たり前」をやめた

皆さん、こんばんは。

ミスターオーダーメイドです。

 

ミスターオーダーメイドは

伊丹市の【算数・数学・理科専門の個別指導塾】です。

小学4年生から中学3年生までを対象としています。

 

今回紹介する本は

工藤勇一

【学校の「当たり前」をやめた】

です。

 

 

著者は千代田区麹町中学校長です。

現在は横浜創英中学・高等学校の校長です。

 

私は民間人校長だと思っていましたが、違うようです。

 

学校は何のためにあるのか
学校はどうあるべきか

 

教育に携わる仕事をしている方は一読の価値があります。

 

工藤先生には教育者としての軸があり、優先順位が明確です。

 

何も考えずに慣例によって行われていること(=学校の「当たり前」)を見直して

子供のためになる最善の方法を常に模索されています。

 

目的と手段を取り違えない
上位目標を忘れない
自律のための教育を大切にする

 

という基本的な考え方を大切にしながら

 

宿題は必要ない

 

こなす(作業)では意味がない。

わからないところをわかる。

できないことをできるようにする。

「やらされる学習」ではなく、生徒が主体的に自ら学ぶ仕組みをつくることが大切。

 

クラス担任は廃止

 

チーム医療型の学年経営

 

中間・期末テストも廃止

 

単元テストを実施。年3回の実力テストを5回に増やす。

(テストの回数は増えています)

 

など、様々な取り組みをして根拠や考えを示しています。

 

どれも興味深いです。

 

私が特に印象に残ったのは・・・

 

手段の目的化

当事者意識のない人が増えている

 

 

当事者意識がなければ・・・

 

何も考えることなく、自ら動かずに「与えられて当たり前」となります。

他人任せのままとなり、いつまでも「考える力」と「自立」して勉強する力が

つきません。

 

 

当事者意識があれば「どう勉強すればいいのか」を考えます。

 

大切なことは・・・

 

『当事者意識』をもつこと

『自ら動き出す勇気』を持つこと

ベクトルが自分に向いていること

 

私はそう思います。